「NDD」と「DD」の違いについてまとめています。
✔ 「NDD」や「DD」ってなんですか?
こんな疑問にシンプルにお応えします。
本記事は、さっそく本題です。
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「NDD」と「DD」
私たちFX投資家、FX会社、インターバンクの3者とその取引状態を定義した言葉になります。
◆NDD方式(A-book)
FX投資家の注文を直接インターバンク受け流す形態。
◆DD方式(B-book)
「FX投資家ーFX会社間の注文」と「FX会社ーインターバンク間の注文」を別々に管理する形態
図にしてみるとこんな感じです。
*インターバンクとは:
FX会社などの限定された金融機関だけが取引を行るネットワーク
NDD方式
「NDD」というのはユーザーが出した為替の注文を、FX会社がシステム等を使ってそのままインターバンクへ受け流します。
FX会社の手が加わらないため、透明性の高い取引ができると言われています。
FX会社側は、自社の資産を使わなくてもいい分リスクが少ないメリットがあります。
逆に、FX会社側の利益は手数料分だけになるため、ユーザーが支払う手数料=スプレッド、が大きくなる傾向があります。
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*NDD方式を採用している、管理人のおすすめFX会社です。
DD方式
「DD」というのは、「FX投資家ーFX会社間の注文」と「FX会社ーインターバンク間の注文」を別々に管理する形態をいいます。
「FX投資家ーFX会社間の注文」
「FX会社ーインターバンク間の注文」
それぞれをFX会社の資金で行い管理します。
FX会社は自社のリスクを自分で管理していることになります。相当に大きな資金がないとできないですね。
その反面、NDD方式を採用しているFX会社と比べると、FX会社にとっての利益は大きいと言われています。
結果として、取引手数料やスプレッドは低く抑えられ、ユーザーが取引しやすいサービス環境を構築しやすくなっている場合が多いです。
逆に、言い方は悪くなりますが、損失があった個人投資家が多いほどFX会社が儲かるのがDD方式でもあります。
DD方式はノミ屋?FX会社を選びに役立つ知識
ネット上では、
NDD=透明性が高くてよい
DD=会社の運用が不透明で怪しい
こんな情報を目にしたりします。
DD方式を採用しているFX会社は・・・
・ユーザーの損失を喰っている
・自分の資金では安定した運用をしている
また
・自分たちが損をしないように約定をずらす
・価格を不正に操作している
こんな書き方がされていたりします。
日本で言うノミ屋に例えられることもあります。
■ノミ屋(ノミや)とは
日本に於ける公営競技などを利用して私設の投票所を開設している者のことである。 また、その行為を「ノミ(呑み)行為」と言う。法律で禁止されています。
DD方式も合法です。
なんとなくイメージの悪いDD方式ですが、私たちが認識を間違えないための説明をします。
国内の法律では、個人投資家の売買は、すべてインターバンクに流さなくてもよいことになっています。
つまりDD方式は合法です。
そして、法律のに沿っている前提で、
9割の人は負けているFX市場に目を向けて、DD方式のような仕組みを導入すれば、何もしなくても利益があるビジネスをする事は、理にかなったことです。
会社としてリスクを考慮しつつ、利益の上がる仕組みや戦略をとることは当然ですよね。
9割の人は負けるFX
私たちが個人でFXに取り組むときでも、市場を理解することは大切です。
一般的にFXでは、9割の人は負けると言われています。ゼロサムゲームとも言われたりします。
資産が増える!という希望だけを胸にFXトレードをするのは危険です。
現実を受け入れたうえで、自分がどうふるまうか考えることは必要です。
そして、ここが肝心なところ。
負けている原因は、あくまでも個人のトレード能力の問題です。
FX会社の問題ではありません。
自分が負けていて、FX会社が儲かっているからといって、自分の負け=FX会社のせいと考えるのはナンセンスです。
DD方式は法に沿って行われているビジネスモデルです。DD方式を採用しているFX会社を利用するユーザーは、取引手数料やスプレッドの優位性を享受しています。
認識と選択
ここで、まとめになります。
◆NDD方式(A-book)
FX投資家の注文を直接インターバンク受け流す形態。
◆DD方式(B-book)
「FX投資家ーFX会社間の注文」と「FX会社ーインターバンク間の注文」を別々に管理する形態
◆注意
・ともに合法の運営方式
・FXでは9割の人が負けている
・負けている原因は、あくまでも個人のトレード能力
それぞれの運営方式のメリットデメリットを理解して、自分のFXスタイルにあったFX会社を選ぶことが大切です。
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ここまでで以上になります。
FXの基礎知識として持っておくといいですね。